Mon, 2007-02-26

井筒屋

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小淵沢にうなぎを食べに行ってきました。

だいぶ前に小淵沢に「井筒屋」という、うなぎの美味しいお店があるとお友達に聞いていて、一回行こうとして高速に乗ったら大渋滞。あきらめて引き返してきたので、2回目の挑戦にして初体験。

お店は、小淵沢駅から歩いてすぐの所にありました。うなぎの香ばしい匂いをたどっていくとすぐ見つかります。元は和菓子屋さんだったという古い建物は、なんだか田舎の家を思わせるような懐かしさなんですがとても綺麗に磨き上げられてます。夕方5時に開店ということだったので、その時間に合わせて行ってみたんですけど、その時間でも予約でいっぱいになりそうなぐらい。人気のお店なんですねぇ。

少し待ってから席に通されると、縁側に面した窓からお庭が見えたりしてすごくいい感じ。メニューを見て迷いつつも、登録商標になっているというこのお店の名物らしき「かめ塩のうなぎ」を注文。注文を受けてから焼き上げるとのことで少し時間はかかるのですが、この待っているわくわく感がいいじゃないですか。お茶とストーブで暖をとりつつ待つこと30分。出てきたのは、フタをされた小さい「かめ」にきも吸い、ほうれん草のおひたしとお漬け物。「塩はかかっていますが足りなかったらかけてください」と竹筒に入った塩も持ってきてくれました。

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フタをあけると、ごはんの表面を埋め尽くす白焼きのうなぎ。とてもきれいです。ところてんを押し出す枠みたいなのにレモンが入っていて、しぼってちょっとかけます。うなぎをちょっと切り分けてごはんといっしょにすくって食べると、とても美味しい! うなぎに塩とはどんな味かと思っていたんですけど、レモンと一緒にうなぎの脂っこさをちょうど良くさっぱりさせてくれるんですね。しかも、蒲焼きよりもうなぎの旨味がダイレクトにくるというか。名古屋で、わさびとネギで食べるひつまぶしも初めて食べた時は「こんなに美味しい食べ方があったのか!」と思いましたけど、このかめ塩のうなぎは、それ以来の新発見な美味しさ。塩焼きじゃなくて、焼いた後に塩をふるので、塩加減にアクセントがあって、それがすごく好みな感じ。

帰りにレジのところで「骨せんべい」が置いてあったので思わず購入。これがガーリック風味で、おつまみによさげな味。いや、酒飲めないけど、こういうの大好きなんですよ。

ちょっと遠いですけど、わざわざ食べに行く価値のある味だと思いました。

ついでにちょっと余談。

ところで、食べに行く前は「うなぎと言えば浜名湖が思い浮かぶけど、美味しいとこって海のそばが多いような…どうしてこんな山の中っぽいとこにうなぎの名店なんだろう?」ってちょっと疑問に思っていたのだが、よく考えたらうなぎが取れる所は海から離れた川にもいっぱいあるので、疑問でもなんでもないのだった。ちなみにこちらのうなぎは静岡県の吉田市から直送…とあったので、富士吉田市のことかな? なるほど、近くに名産地があったのね。

高速で走る途中、雪をかぶった八ヶ岳とか南アルプスとかを初めて間近で見てちょっと感動。

Posted by osa at February 26, 2007 12:40 PM
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