Fri, 2007-01-26

路上の国柄

路上の国柄―ゆらぐ「官尊民卑」

寝てばっかりいるとどうにもヒマなのでAmazonやbk1やらで本を注文しちゃうんですが、何故か読み通すのがちょっとしんどくて、結局2〜3冊ぐらいしか読めませんでした。そのうちの1冊がこれ「路上の国柄」どこだったか忘れてしまったのですが、ネット上の書評を見て、面白そうだなぁと思って。

世の中にはいろんな看板があるわけですけど、その中でもお役所の設置してる看板に着目して、そのおかしさをとことん追求していく、という内容なんですけど、普段何気なく見ている看板「一級河川 ○○川」なんてのも、よくよく考えてみたら誰に向かってそこが一級河川だって訴えてるのかよくわからない、みたいな。「都有地につき立ち入り禁止」に至っては、本来都有地なんだから都民全員のもの、のはずなのになんで立ち入り禁止なのよ、と突っ込まれて初めて「あー、そうなんだねぇー」なんて思ったりして。

キム兄が撮った写真に突っ込むみたいに、世の中の看板に社会学的視点で突っ込みをいれるこの本、堅すぎず柔らかすぎずで、なかなか。

Posted by osa at January 26, 2007 07:33 AM
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